広告代理店のデキル営業マンによくあるのが、
クライアントからの「うちに来ないか?」という甘い誘い。
他業界とは比較にならないぐらい
さまざまなと企業様と接する代理店ならではです。
私も以前、広告代理店にいた頃は、
何社かからお誘いをいただきましたが、
自分を認めてくれたことがすごく嬉しいですよね。
しかし、クライアントの誘いは、
しっかり見極めてから動かないと失敗します。
大手代理店からwebベンチャーの新規事業担当で
入社したがうまくいかずに半年で退職してしまったケース。
社長が語るビジョンに惹かれて入社したが、
入ってみたら社長と社員の間には温度差が・・・
うまく社員に溶け込めず1年で退職してしまったケース。
クライアントに誘われて営業で入ったが、
業種の違いから期待されていたほどの実績が出せず、
少しずつ社内で浮いてしまい、1年で退職。
前職、代理店時代の同僚で失敗したものもいますし、
転職者の方からもそんな事例を伺います。
ただ、もちろん転職に成功している方もいらっしゃいます。
失敗しないために、見極めないといけないのが2点。
■ 会社規模 ■
失敗する確率が高いのが、
中堅規模以上の代理店に所属している方が、
ベンチャーの社長に口説かれて、
「この人なら・・・」と転職するケース
会社規模が違えば、仕事のやり方もスピードも、
それこそ稟議書の書き方も違います。
新しい会社のやり方に馴染めず、実績が出せないと、
人間関係もうまくいかず・・・
という悪循環にはまってしまいます。
また、ベンチャー企業の場合、
いい意味でも悪い意味でも朝令暮改。
社長から
「こんな事業をやりたいと思っているんだ。
ぜひお前にそれを任せたいんだ!」
とで口説かれて、入社したものの、
収益化の見込みがたたない、市場の風向きが変わった。
ということで、入社3ヶ月で新規事業の話がおじゃんに。
大手であれば、その場合でも、
社内で次の行き先が見つかりますが、
ベンチャーの場合、狭い社内ですので、
居場所がなくなってしまうことも・・・
「入社したときの話と違うじゃないか」と、
社長とも感情的なしこりが生まれてしまいます。
いまいる代理店の会社規模と、
誘われているクライアントの規模が違う場合には、
本当に要注意です。
もう1つ見極めないといけないのが、
■ 素のあなたを見せていますか? ■
クライアントが評価してくれているのは、
「営業に来ているときのあなた」。
クライアントと商談するとき、
100%の素ではないですよね。
大なり小なり演じています。
普段はサボって喫茶店にいることがあっても、
社内での事務処理がダメでも、
お客さんには見えていません。
怖いのが、「イイトコロ」だけしか見えていないので、
入社前の期待値があがり過ぎてしまうこと
社内でも
「今度、入ってくる●●は、
うちに営業来てたのをスカウトしたんだけどさ、
いや、デキル奴なんだよ」
とアナウンスされているケースが多いので、
社内の人間は「どれだけできる奴なんだ?」と
お手並み拝見のモード。
入社すれば「イイトコロ」も「ワルイトコロ」も
あるわけですから、評価が下がってしまうケースが大半。
その覚悟をして、入社する。
のがいいかも知れません。
もちろん「イイトコロ」だけ見せているのは、
クライアント側も同様。
社長も、外向けの顔と内向けの顔は違います。
会社規模の違いと、
お互いにイイトコロもワルイトコロも知ること。
クライアントから誘われたときには、
しっかり見極めてください。


