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転職ブログ

アメリカのVCと日本のVCの決定的な違い

2008年02月29日

本日ある企業の社長と話しました。


その方はアメリカでコンサルティング会社を経営していて
大手企業のM&Aを推進してきた方。
日本最大手ネットメディア企業の事業部を立ち上げ、
軌道に乗せた方でもあります。


その方のお話で大変参考になった話を共有します。




なぜ、ネットベンチャーが日本で育たないのか?
なぜ、日本のネット企業はアメリカの技術を輸入するばかりなのか?




一つの要因としてVCの価値観の違いというものをあげていました。


まず日本のVCは銀行の子会社的な位置づけや、
もともと金融系の会社が立ち上げる場合が多い。


そうなるとインターネットの将来性や、
儲かるビジネスの判断がつかず、
結局は担保や資産価値などがない会社には投資をしない。
アイデアに投資する発想はない。


そしてベンチャーキャピタリストの出身者の多くが
元金融業界であること。
デューデリジェンス(資産査定)には長けているが、
事業を運営したことがない人が投資基準を判断しているため、
実態は銀行融資と大差がないと。




ところがアメリカのVCは元ネット企業で成功した方が
投資家になっており、投資額も数十億円単位で投資をする。


そして、投資先のほとんどが
短期間で成功していく事例が日本よりも圧倒的に多い。


それは、事業を運営してきた人が投資するから。




アメリカのVCで活躍している人の事例で、
元IT関連の記者ということを聞きました。
この方はIT業界に精通しているため、
Aという会社の事業とBという会社の事業を合併すれば
お互い利益につながり、早いスピードで会社が
成長するなどの目利きが優れているそうです。
だから成功する。


そしてアメリカはやはり経営者の人柄とビジネスモデルに投資するため、
ベンチャーに資金が集まりやすい。


その判断が間違っていない。




日本のネットベンチャーが成功するためには、
元事業家で成功した経営者がVCに名乗りをあげなければ、
いつまでたってもアメリカの輸入モデルから抜け出せない。
とおっしゃっていたのが印象的でした。


本当に勉強になりました。




内野


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