先日「YAHOO!JAPANニュース」で、こんな記事が出ていました。
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「マンション値崩れ再び?
郊外では20~25%引きの例も」
新日鉄都市開発と東京建物が、昨年7月から販売してい
る「ココロコス東京久米川」(406戸)。西武新宿線久米
川駅から徒歩10分のリッチで、3LDKと4LDKの2タイプの部
屋がある分譲マンションだ。この物件で今年1月、大胆な
価格改定が実施された。
例えば、3158万円の3LDKが2350万に下げられるなど、全
戸で20~25%程度の一斉値引きだ。同マンション2街区の
うち1街区が今月竣工する予定で、「販売スピードを早める
のが目的」(担当者)。値下げ前は半年で約100戸売れてい
たが、値下げ後は2ヶ月で同数が売れ、販売のスピードは
3倍に跳ね上がったという。
(3月24日20時23分配信 YAHOO!JAPANニュースより引用)
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値引き額800万円!?
なぜ今こんな値引きが起こっているか?
を「不動産業界のトレンドと転職事情」というテーマで、
3回シリーズで解説してみたいと思います。
こんな値引きが起こっている理由。
実はすごく単純。
「売上不振」です。
住宅やマンションなどの物件が、
“発売月にどれぐらい売れたか?”
を示す契約率。
この契約率、70%が“売れ行き好調”の基準。
しかし、昨年は69.7%と16年ぶりに70%をわる水準。
今年も50~60%と低迷しているようです。
(同じYAHOO!JAPANニュースより)
「売れない」から「値引きしてでも売りたい」
分かりやすいですね。
じつはこの裏には不動産(土地)価格の下落があります。
土地の取引価格は昨年の中ごろがピーク。
今年に入って、値下がりを続けています。
いま売っているマンションや住宅というのは、
去年、土地を仕入れて、建てた物件です。
ということは、高い時期に土地を仕入れたのに、
だんだん物件が売れなくなってきた。
というのが不動産会社の実情。
不動産会社は銀行融資などを受けて、
土地の仕入れを行っていますので、
在庫を抱えてしまうと、
キャッシュが回らなくなってしまう。
であれば、値引きをしても、
売って、在庫をキャッシュに変えたい。
というのが今回の値引きの背景です。
しかし、値引きをする体力があるのは、
規模が大きな大手ディベロッパーが中心。
中小のディベロッパーでは、
キャッシュフローがうまく行かず、
在庫を抱えたまま、
倒産してしまうようなケースも出てきました。
また、大手企業でも、この4月の人事異動で、
営業部門の人員配置を、
地方や別部門に移すようなケースも出ています。
と、ちょっと暗い解説になってしまいましたが、
景気の悪い分野だけではありません。
次回は「不動産で堅調な分野は!?」ということで、
ご紹介をさせていただきます。
岩本


