先日の記事を読んだ方から、
「先日の日経などで、
不動産の『公示価格が上昇している』
という記事がありましたが・・・?」
というご質問を受けました。
「不動産業界で堅調な分野は!?」
という記事は次回に伸ばして、
まずはその質問にお答えしたいと思います。
じつは土地の値段“地価”は、
公示価格だけではありません。
土地は“一物四価”“一物五価”ともいわれ、
大きくは3種類に分かれます。
●時価
名前のとおり、実際に取引される価格。
取引相場です。
●公示価格
国土交通省が公表する価格。
これは国が事業用地を収用するときの
補償額を算定するための基準となります。
また、これをベースにして、
※路線価
相続税などの算定基準となる価格
※固定資産税評価額
名前のとおり、固定資産税などの
算定基準となる価格
が決まります。
●基準地価
都道府県が発表する地価の目安額となります。
詳しくは・・・
All About「土地の値段は4種類?!」
http://allabout.co.jp/living/sumai/closeup/CU20010326A/index.htm
このうち、先日発表されたのは、
2つ目の「公示価格」。
もちろん3つの指標は、
長期的にみれば連動しているのですが、
じつは短期的にずれてくるのです。
公示価格の発表によれば、
08年は“前年比1.7%増”と
16年ぶりにプラスに転じた07年に引き続き、
2年連続の上昇。
しかし、詳細に見てみると、07年半ば以降は
上昇基調が鈍化しているのが見てとれます。
そして、実際の相場は、
07年の半ばをピークとして下落傾向。
つまり公示価格と相場で、
半年~1年ぐらいずれが出ています。
公示価格の算定する際に
「過去1年の取引価格」を参考にしていますので、
“いまの取引価格”とはずれるんですね。
ということで、次回こそ、
「不動産業界で堅調な分野は!?」です。
岩本


