
全体的には低迷気味の不動産業界。
ただ、低迷気味だからこそ、
キャリアアップ、キャリアチェンジを図る方の
ご相談は増えてきています。
では、転職を考えるにあたって、
「どう動けばよいか?」ですが
ですが、
●転職の決断は慎重に
●異業界への転職も視野に入れて活動を
という2つを軸にするのが良いと思います。
まず1つ目。
業績堅調な企業様は採用意欲も高いですが、
それでも業界全体でいうと、中途採用は控え気味です。
1年前と比べると、選考の間口も狭くなり、
採用のハードルはあがっています。
従って、安易に転職を考えても、
“良い転職先”がすぐ見つかるとは限りません。
「本当に転職をする必要があるのか?」
慎重に決断されることをおススメします。
また、転職をされるのであれば、
上記の理由から、業界内での転職だけではなく、
異業界への転職も視野に入れられるといいと思います。
不動産業界の営業は、
1:対個人の営業スキルが身に付く
2:マネジメントが“キツイ”会社が多い
3:他業界と比べると年収レンジが高め
というのが特徴。
ですので、対個人の営業スキルを評価してもらえる
業界が転職にはおススメです。
例えば・・・
●メディカル
2010年問題を抱え、採用意欲の高い製薬業界。
また、それに関わる医療機器の業界。
ドクター向けの営業が中心となるため、
個人営業のスキルを高く評価してもらえますし、
実際に活躍をされている方も数多くいらっしゃいます。
また、年収レンジとしても他業界と比べると高く、
年収ダウンになりづらい。というのもポイントです。
●人材ビジネス
対個人のコミュニケーションスキルを活かせる。
という意味では、人材ビジネスの企業でも、
不動産の出身者は高く評価されることが多いです。
ただ、年収レンジが合いにくい。
というネックもありますので、
仕事のやりがい・安定性に対して、
年収ダウンをどれぐらい受け入れられるか?
にはなってくるかも知れません。
●保険・車
個人向けの営業という意味で、
不動産のスキルをそのまま活かせます。
また、基本給は低いことが多いですが、
歩合の比率が高いので、営業力に
自信のある方なら年収を稼げる環境です。
ただし、実績があがらないと、年収が大幅に
下がってしまうという不安定さもついてまわります。
以上4回(になってしまいました)シリーズで、
「不動産業界のトレンドと転職事情」
ということで解説してみました。
「いま不動産業界にいるけど、転職を考えている」という方、
逆に、「じつはこれから不動産業界にチャレンジしたい」という方、
お気軽にご相談ください。
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岩本
さて今回こそ、
「不動産業界で堅調な分野は!?」です。
先ほど地価が下落してということで、
お話をしましたが、その中でも、
業績が堅調な分野もいくつかあります。
「どんなところ?」
というと、
●“ビル”に関わる分野
●都内23区の中でも“一等地”の都心エリアの賃貸
●都心から1時間程度の“商業施設”の開発
●“建築請負”の分野
といった分野です。
上から順にご説明すると、
■ビルに関わる分野
これまで説明してきたのは、
主に個人向けの“住宅”や“マンション”
これに対して、都心のオフィスビルや、
都市開発などの分野はまだ堅調です。
オフィスビルに関しては、
都心のオフィス需要が活発ですので、
地価の下落は業績に顕著に影響を
もたらしてはいません。
また、サブプライムなどの問題があり、
不動産金融の資金流入が細り気味とはいえ、
まだ国内陣の融資なども活発。
それに絡んで、プロパティマネジメント、
ファシリティマネジメントの分野なども、
活発に採用を行っています。
■都心23区の“一等地”の都心エリア
このエリアは景気や地価に影響を受けにくい富裕層が
購買や賃貸の主役となっており、地価の変動幅は少なめ。
例えば、先日お伺いしたある企業さんは、
港区などの一等地の高級物件のみを扱い、
顧客層は外資系金融の社員、大使館の職員、
芸能人などVIP層に特化をされています。
あまり景気や地価に左右をされない層ですので、
業績は好調で、採用意欲も旺盛でした。
■都心から1時間程度の商業施設開発
いわゆるショッピングモールの開発です。
神奈川では横浜周辺、
東京では吉祥寺などの中央線沿線、
千葉では印西八幡など、
埼玉では大宮の北側あたり、
など都心から1時間程度のエリア
大型のショッピングモールを軸にした
都市開発的な開発はまだ堅調です。
■建築請負の分野
例えば、“レオパレス21”のように、
自社で土地を仕入れ、賃貸物件を建築する分野です。
地価が下がれば、土地の仕入れが容易になりますし、
また、賃貸価格は地価下落ほど短期的には
影響を受けにくいという側面もあります。
では、これらの側面を踏まえ、
最終回「不動産業界の転職事情!?」を
次回はお話します。
岩本
先日の記事を読んだ方から、
「先日の日経などで、
不動産の『公示価格が上昇している』
という記事がありましたが・・・?」
というご質問を受けました。
「不動産業界で堅調な分野は!?」
という記事は次回に伸ばして、
まずはその質問にお答えしたいと思います。
じつは土地の値段“地価”は、
公示価格だけではありません。
土地は“一物四価”“一物五価”ともいわれ、
大きくは3種類に分かれます。
●時価
名前のとおり、実際に取引される価格。
取引相場です。
●公示価格
国土交通省が公表する価格。
これは国が事業用地を収用するときの
補償額を算定するための基準となります。
また、これをベースにして、
※路線価
相続税などの算定基準となる価格
※固定資産税評価額
名前のとおり、固定資産税などの
算定基準となる価格
が決まります。
●基準地価
都道府県が発表する地価の目安額となります。
詳しくは・・・
All About「土地の値段は4種類?!」
http://allabout.co.jp/living/sumai/closeup/CU20010326A/index.htm
このうち、先日発表されたのは、
2つ目の「公示価格」。
もちろん3つの指標は、
長期的にみれば連動しているのですが、
じつは短期的にずれてくるのです。
公示価格の発表によれば、
08年は“前年比1.7%増”と
16年ぶりにプラスに転じた07年に引き続き、
2年連続の上昇。
しかし、詳細に見てみると、07年半ば以降は
上昇基調が鈍化しているのが見てとれます。
そして、実際の相場は、
07年の半ばをピークとして下落傾向。
つまり公示価格と相場で、
半年~1年ぐらいずれが出ています。
公示価格の算定する際に
「過去1年の取引価格」を参考にしていますので、
“いまの取引価格”とはずれるんですね。
ということで、次回こそ、
「不動産業界で堅調な分野は!?」です。
岩本
先日「YAHOO!JAPANニュース」で、こんな記事が出ていました。
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「マンション値崩れ再び?
郊外では20~25%引きの例も」
新日鉄都市開発と東京建物が、昨年7月から販売してい
る「ココロコス東京久米川」(406戸)。西武新宿線久米
川駅から徒歩10分のリッチで、3LDKと4LDKの2タイプの部
屋がある分譲マンションだ。この物件で今年1月、大胆な
価格改定が実施された。
例えば、3158万円の3LDKが2350万に下げられるなど、全
戸で20~25%程度の一斉値引きだ。同マンション2街区の
うち1街区が今月竣工する予定で、「販売スピードを早める
のが目的」(担当者)。値下げ前は半年で約100戸売れてい
たが、値下げ後は2ヶ月で同数が売れ、販売のスピードは
3倍に跳ね上がったという。
(3月24日20時23分配信 YAHOO!JAPANニュースより引用)
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値引き額800万円!?
なぜ今こんな値引きが起こっているか?
を「不動産業界のトレンドと転職事情」というテーマで、
3回シリーズで解説してみたいと思います。
こんな値引きが起こっている理由。
実はすごく単純。
「売上不振」です。
住宅やマンションなどの物件が、
“発売月にどれぐらい売れたか?”
を示す契約率。
この契約率、70%が“売れ行き好調”の基準。
しかし、昨年は69.7%と16年ぶりに70%をわる水準。
今年も50~60%と低迷しているようです。
(同じYAHOO!JAPANニュースより)
「売れない」から「値引きしてでも売りたい」
分かりやすいですね。
じつはこの裏には不動産(土地)価格の下落があります。
土地の取引価格は昨年の中ごろがピーク。
今年に入って、値下がりを続けています。
いま売っているマンションや住宅というのは、
去年、土地を仕入れて、建てた物件です。
ということは、高い時期に土地を仕入れたのに、
だんだん物件が売れなくなってきた。
というのが不動産会社の実情。
不動産会社は銀行融資などを受けて、
土地の仕入れを行っていますので、
在庫を抱えてしまうと、
キャッシュが回らなくなってしまう。
であれば、値引きをしても、
売って、在庫をキャッシュに変えたい。
というのが今回の値引きの背景です。
しかし、値引きをする体力があるのは、
規模が大きな大手ディベロッパーが中心。
中小のディベロッパーでは、
キャッシュフローがうまく行かず、
在庫を抱えたまま、
倒産してしまうようなケースも出てきました。
また、大手企業でも、この4月の人事異動で、
営業部門の人員配置を、
地方や別部門に移すようなケースも出ています。
と、ちょっと暗い解説になってしまいましたが、
景気の悪い分野だけではありません。
次回は「不動産で堅調な分野は!?」ということで、
ご紹介をさせていただきます。
岩本
不動産業界での転職をお考えになっている方へ。
ジェイックでは、不動産業界での転職を
お考えになっている方々を対象に、
専門に転職のサポートを行っているチームがあります。
最近では不動産金融、法人仲介、建材、PMなど、
BtoBの不動産分野を中心にご紹介をしております。
昨年、業界特化型のチームとして、
発足してから1年が経過。
チームメンバーの半数近くが不動産業界の出身。
日々、業界経験者の方々とお会いさせていただき、
業界の社長様や人事の方、営業マネージャーの方々と
お会いをさせていただいています。
おかげさまで、業界の動向やトレンド、
業界構造などに関してもノウハウもたまっております。
●業界経験者で、キャリアアップを図られたい方
●営業経験者で、業界にチャレンジしたい方
お気軽にご相談ください。
http://www.e-jinzai.co.jp/real-estate/
岩本
こんにちわ。
ジェイックの岩本です。
今日は不動産業界の影に隠れて目立たない(?)
建材業界をご紹介させてください。
スーパーゼネコンと呼ばれる鹿島組や清水建設など
大手の建設会社に材料を供給し、支えているのがこの業界です。
扱っているのは例えば・・・
階段、屋根材、電気設備、自動ドア、ガラスなど
「ビルの材料」をイメージしてもらえると分かりやすいでしょうか。
この業界、じつは各分野ごとにシェア率40%~80%といった
隠れた優良メーカーが多数ある業界でもあります。
例えば、弊社のクライアントでもある、
“階段”の専門メーカーであるステアックス、
“自動ドア”の専門メーカーである寺岡オートドア、
“屋根材料”を扱っている旭ガラスグリーンテックなど、
すべて分野のトップメーカーです。
これらの企業、バックボーンに東証一部上場の
素材メーカーがある企業が多く、
「福利厚生が充実、かつ業績も安定している」という
いい企業ばかりです。
また、仕事自体も最近は変わってきつつあり、
以前は単に建材を売るだけだったことから、
最近はエントランス全体の「企画」を行うようになったり、
ホームセンターやDIY向けに新規商材の開発を行ったり、
活発に新しいことにも手をつけています。
それに伴って、営業からの商品企画/開発への社内異動も多く、
弊社からある建材メーカーに営業としてご入社された方も、
今は商品開発に異動をして、毎日新商品の開発に取り組んでいます。
不動産業界の経験者の方、メーカーご出身の方、
また第二新卒の方の積極募集をしている企業もあります。
「安定した好業績と福利厚生の充実した業界」に
ご興味のある方、お気軽にご連絡ください。
jinzai@jaic-g.com
はじめまして。
ジェイックの岩本です。
会社では不動産や建材などを扱っているチームの
マネージャーとして不動産業界への転職、
不動産業界内でのキャリアアップをお考えの方の
お手伝いをしています。
今日は不動産業界のことについて、
業界を知らない方向けにご紹介したいと思います。
○不動産業界のプレーヤーとは?
不動産業界というと、
転職市場でも転職者の方の人気が高い業種。
しかし、「不動産の営業職」というと
イメージされるのは「個人の方に家を売る」
住宅販売の分野だと思います。
しかし、それは業界のほんの一部。
実際には、注文住宅や分譲住宅などのハウスメーカーから、
個人向けの賃貸や仲介、法人間の仲介、
商業施設や都市開発を行うディベロッパーやビル開発、
そして、資金調達を担う不動産金融まで幅広い分野があります。
いわば、開発をする川上~販売を行う川下まで
広がっているというイメージです。
通年採用の多い不動産業界ですが、
新卒の受け入れがひと段落したこの時期から、
中途採用を行う企業も増えてきます。
銀行の融資に代わる資金調達手段である不動産金融が
定着したことから資金調達がスムーズになり、不動産業界の
上流にあたるディベロッパー・開発系の動きが活発化。
それに伴い、下流にあたる仲介や住宅販売も活性化。
中途採用を活発に行っています。
○不動産業界の注目分野
私がおもしろいなと思っているのは、
やはり不動産金融の業界。
この業界が確立されたことで、
業界の流れがすごく変わりました。
というのは・・・
これまで「不動産」の開発というのは、
土地や建物を担保に銀行から資金を借りて、
その資金で開発を行うというスタイル。
必然的に、銀行との信頼関係や、
銀行の景況感にすごく影響をされていました。
それが「証券化」という手法により、
銀行を介さずに資金調達をできるように。
この結果、
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1:資金調達がスムーズになり、開発が活発化
2:「土地」や「建物」が本当の意味で、
資産活用の対象となり、建物の再開発を行う
リノベーションや資産管理を行うアセット
マネジメントも活発化。
----------------
といったことが起こっています。
○「不動産の営業」という仕事
では、「不動産の営業」のやりがいって?
私自身、不動産業界で働いていましたので、
仕事のやりがい・厳しさは実感をもって良く知っています。
その立場からご紹介をすると・・・
【扱える金額の大きさ】
個人向けの住宅販売でも最低3000万円、
法人取引や不動産金融にもなれば100億といった金額を
扱うこともあります。他の業界と比べると、圧倒的な額。
大規模の仕事を扱えるというのが1つのやりがいです。
【生活との密着】
住宅といえば、「衣食住」の1つ。
何があってもなくならない業界です。
個々の会社の栄枯盛衰はあっても、
業界全体としてみれば非常に安定をしています。
【利益額の大きさ=給与水準】
扱う金額が大きいということもあり、
1人の営業マンが生み出す売上・利益額というのは、
他の業界と比較しても高額。これが給与にも反映され、
給与水準が高い業界となっています。
【地図に残る仕事】
自分が売った物件、関わった仕事が地図に残る。
とても単純ですが、大きなやりがいです。
【インテリアやレイアウトの企画】
商業施設などになると、インテリアやデザインも重要。
そういった点にも営業マンが関わることになりますので、
インテリアなどに興味ある方には魅力的かも知れません。
こんなところが不動産業界のやりがいでしょうか。
ただ、不動産業界、住宅販売が最初の入り口になります。
そこを飛び越して仲介や開発に行くのは困難。
ある意味で「泥臭い」営業を乗り越えないと、
次のステップにはいけないというのは、
逆に、すごくしんどいところかも知れません。
また、間口が広い住宅販売。
裾野が広い分だけ、良い企業も悪い企業もあります。
企業選びを間違えないようにすること。
それも大切です。
不動産業界の話を聞いて見たいという方、
お気軽に私までご連絡ください。
jinzai@jaic-g.com