最近、第二新卒、20代の営業マンを採用したい企業が
急速に増えてきたため、急遽20代の営業経験者、
営業希望者の方とお会いすることが増えてきました。
そこで、感じたのは
「26歳までの営業経験者は仕事内容よりも、
企業の箱やブランド、商品イメージなどで応募先を選定する」
ということです。
第二新卒とよばれるこの世代。
全員がそうではありませんが、私が最近お会いした方の
70%は規模や上場しているか否か、商品内容を気にします。
これを転職を決める判断基準にされている方が多いと思います。
やはり26歳までで弊社に登録される方は、
おおよそ1回目の転職相談です。
1社目で感じたビジネス価値観が
仕事の価値観とイコールになっています。
たとえば、
飛び込み営業を3年やり続けた方は、
営業イコール飛び込み営業
電話のテレアポを毎日100件かけ続けた営業マンは
営業イコール毎日100件断られ続けるプッシュ営業
既存顧客にまわり、野球話をしながら、
3ヶ月後に提案するルートセールスマンは、
営業イコール雑談営業
その価値観の下、
今までと異なった営業手法という観点で転職を検討すると、
その人の強みが活かされない職場や、
営業で必要な要素、重要な営業の成功プロセスが
まったく異なる会社を選択してしまうのです。
そして、早期で退職してしまう。
または我慢しながら仕事を続けるという
結果につながってしまいます。
しかしながら、
1社経験で26歳までの営業経験者は、
正直どの会社もほしいです。
そのため、面接のパフォーマンスがよければ、
営業実績のいかんに関わらず採用される確率が高いわけです。
特に最近は人材紹介を使って効率的に転職活動が
できる環境になってきています。
そうするとどんなことが起こるか?
はじめは転職先が見つかるか不安に思っています。
しかし人材紹介に登録したら数百社の企業を紹介され、
実際に10社ほどエントリーしたら、半数から内定をもらう。
ただそれは、高くない年収で採用できるからと
気軽に若手営業マンに内定を出す企業側の思惑によるもので、
それを自分の市場価値と勘違いしてしまうのです。
そうなると、中小、ベンチャー企業にとって
例えば、26歳で、大卒1社、法人営業経験3年以上といった人を
採用するのはもっとも難易度が高いと思ったほうがよいです。
それよりも転職回数は多いけど、1社での経験が深く、
転職回数が多いことで自身にコンプレックスを持っているが
コミュニケーション力、モチベーションの高さ、
などを機軸に採用基準を選択されたほうが、
業績に貢献できるタイプを採用できると思います。
弊社も自社採用活動を復活しましたが、
大事なのはマインドと、コミュニケーションのポテンシャルです。
見た目の印象だけでなく、
思考の深さと動機の根幹を見抜かないと、
第二新卒採用は失敗する可能性が高いです。
人材紹介はある意味転職者の方と企業様がお客様ですが、
本当に優秀な第二新卒の営業マンは
・素直
・謙虚
・地頭のよさ(でも頭のよさをひけらかさない)
・コンプレックスに裏付けられた強力な動機を持っている
この4要素がそろっていれば、
トップセールスになる資質があると思います。
株式会社ジェイック
人材紹介事業部長
内野 久



